ルイ・ヴィトンを魅了する男の苦言
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間違えているかもしれないが、生地の単価が高いのだろう。そして、そのメリットを含めてブランディングにつなげられる企業が日本に少ないということではないだろうか?逆に言えば、コストバリューを価値としている企業が欧州より日系メーカーのほうが多く、中国などとの競争を最初にするポジションにいる。
とはいえ、ハイエンドにいくにはブランド構築に時間もかかるし、ハイエンドはそもそもボリュームが少ない。ハイエンド「も」必要だが、ハイエンドだけになるとアパレル業界全体としては厳しいのではないかとも思う(すでに顕在化している状況ではあるかもしれないが)。
注目のコメント
日本人に購入してもらうものを作るという発想では難しいかもしれませんね。もちろんジャパンブランドという先人の方が作り上げてきた軌跡は少しは残っているかもしれませんが、ブランドストーリーは常に変化するので、ブランド自体を変化させていかないといけません。
そのためには、現地の人間が見たストーリーと日本という基本的なブランド軸を元にして展開する必要があるので、以下にその感覚を磨いていく事ができるかどうかに尽きると思います。
あとは、ユダヤ人の友人が宝飾品を扱いながら、デザイン学校の講師も勤めています。このように育成の段階からブランドデザインに関わる事を積極的にアパレル業界の人たちが行っていく必要もあるのではないでしょうか。確かに…。
中国の追いつけ追い越せは凄い勢い。
でも、それ以前にファッションは増えすぎた。
今や一流のコレクションブランドのコレクションが発表されるやいなや、ファストファッションにトレンドが(汚く)持っていかれ蔓延して終わる。
本当に良い生地に触れたことのない若者は、チープで直ぐダメになる素材を身に纏いオシャレした感覚になっている。せっかくキレイにヘアセットして化粧した女の子が、安っぽい生地の洋服を着てると「あぁ、勿体無い。何倍も素敵になれるのに」と思ってしまう事もあるが、彼女らはそれで満足なら他人がとやかく言うものではない、そういう時代なのだ、などold fartとしての自分を受け入れるようにしている。
社長がおっしゃる通り、真似できない手仕事こそが細々と生き残る道筋なのかもしれない。オートクチュールのように。