ノーベル平和賞に南米コロンビアの大統領 内戦終結に尽力
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何人かの方が書かれている通り、多くのコロンビア国民はこの内戦終結を支持していない。
FARCの罪は大幅に減刑され、議会に10議席を持つことも決まっている。それに市民が反対した。
この状況で、もう一度サントス大統領はFARCもう一度話し合いをすることについて3人のパネルを決めたのが3日前。
ノーベル財団はなにを考えているのだろうか。いや、意図はわかるつもりです。歴史的な合意ですから。
またBBCは、ノーベル平和賞は国際世論だからコロンビアに影響を与えるだろうとコメントしていたが、それも容易には首肯しくい内容
注目のコメント
国民投票で和平合意が否決されたにもかかわらずの受賞…。おそらく国民投票前に決まっていたのかもしれませんが、確かにサントス大統領の和平への取り組みは評価されて然るべき。
が、それにしても近年のノーベル平和賞はEUやシリアを査察した化学兵器禁止機関など、成果が微妙な段階での受賞が目立ちます。一部からはもはや「悪い冗談」との声もあり、ノーベル平和賞の権威が問われている一面もあります。今回不可思議なのは、こうした平和条約なり講和を果たした人にノーベル平和賞を授与する場合、当たり前ですが和平の相手方も同時に受賞するのが一般的です。
ところが今回は、サントス大統領だけで、相手方のロンドニュFARC司令官が受賞対象になっていないのですね。
なにがしかの政治的思惑が働いたことが予想されます。
コロンビアの内戦終結は素晴らしいことだと思いますが、政治家への平和賞授与は、どうしてもこうした政治的不透明さが出てしまいます。
和平に尽力されたサントス氏の業績は立派だと思いますが、正直、政治的功績の歴史的評価が確立されていない、現役政治家への授与は今後控えるべきではないかと思います。