コラム:各社がツイッター買収に二の足を踏むわけ
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根本的には、ユーザー数に対して収益が低いことが課題だと思う。この記事ではコスト削減をベースにバリュエーションの話をしているが…2016年6月四半期をみると、平均MAUが3.13億人(米国6600万人、米国外2.47億人)。それに対して、売上が6.02億ドル、うち広告が5.35億ドルで、米国3.13億ドル・米国外2.22億ドルとなっている。ユーザー当たりでいうと、米国1.58ドル/月、米国外0.30ドル/月。
Facebookを同様に見ると、DAUは17.12億人(米国・カナダ2.26億人、それ以外14.86億人)。大部分が広告売上なので、広告以外も含むが地域別売上を利用すると、米国・カナダ4.74ドル/月、米国外が0.72ドル/月。では、FacebookとTwitterのこのIDあたりの広告価値の違いは何から発生しているのか。個人情報をどれだけ持っているかとかはかなり大きそうだし、プラットフォームを握るというのはこういうことなのだろう。
にしても、これを見ると、Facebookについて米国外には購買力が低い地域も含まれるだろうが、欧米・アジアで一定消費力がある人口で米国の倍くらいはざっくりいるだろうから、まだまだ成長ポテンシャルを感じるし、単価引き上げもできそう…
にしても規模感的には、TwitterとSnapはどうしてもイメージが重なる。下記でGoogle・Facebookと比較したが、同じようにTwitterを見ると2013年11月に上場した。上場前の2012年12月は売上3.17億ドル・営業損失-0.8億ドル、2013年12月は6.65億ドル・営業損失-6.4億ドル。規模感的にも個人的にはSnapはこちらを彷彿させる。
https://newspicks.com/news/1819947?ref=user_100438Twitterを愚弄してる人がいますね。Twitterは、Facebookよりも情報収集ツールとして優秀ですよ。使ってないのによくそんなことが言えるもんだ。
Twitterの一番の問題はアカウントにユーザーのコア情報が少なすぎること。そして匿名性が強すぎること。広告価値が下がってしまっていることにある。