「性器の傷跡を見ればどのグループの仕業かわかる」デニ・ムクウェゲ医師がコンゴの紛争資源と組織的性暴力について語ったこと
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注目のコメント
記事とは別に、あまりにも善良で気の毒がられているコメントを読むと、逆の危惧を感じます。つまり、法治が及ばずにいると(言い換えれば法治よりも優先されるものがあってしまうと)どこの国だろうが、アフリカだろうが日本だろうが起こることを、自分から離れた地域でのみでおこる例外的なことのように錯覚されてしまうこと、および、これまで繰り返されてきた飢餓・戦争などの報道によるもののように、強烈なイメージが予断となって、その地域が、良いことも悪いことも、ポジティブなこともネガティブなこともありながら、普通に人が産まれて生活している場所でもあるのだということが忘れられ、一方的な色眼鏡で見られてしまうようになることへの危惧です。
また、戦争と強姦は通常セット(戦争のあるところ強姦あり)のように思いますし、どこの国においても通常、強姦は衝動ではなく社会を背景にした暴力だと思います。
コンゴ民は私の大好きな国のひとつです。コンゴ民には、日本人は大使館、JICA、国際機関に勤務している人しかほぼ住んでおらず、他のアフリカとくらべても暮らすには不便な国ですが、在住日本人の人たちは私の知る限り例外なくみなこの国を好きになり、「日本に帰りたくない」と言い出します。事象はそんなにシンプルなものでもありません。【ブログ更新】ノーベル平和賞の本命とも言われるムクウェゲ医師の講演会に行きました。3分だけ時間をください。是非この記事を読んでみてください。/「性器の傷跡を見ればどのグループの仕業かわかる」デニ・ムクウェゲ医師がコンゴの紛争資源と組織的性暴力について語ったこと - HIROKIM BLOG
絶対に読むべき良記事ですが、読んでて辛くなる話。でも、リアリズムに徹して読んでみてください。
世界の常識は日本の常識とは異なります。戦いに勝てば、負けた側の財産や女性を略奪し、蹂躙し尽す。それが強制徴用された兵士たちへの報酬であり、それが世界の常識です。我々の発想からするとありえませんが、まだこういう行為が当たり前のように行われていることを認識しなければいけません。残念ながら、旧約聖書の「民数記」にも書かれているし、神の約束の地カナンについたモーゼも「処女は神からの贈り物だから好きに犯し、殺してもいいし、孕ませてもいい」と言ってます。目を塞ぎたくなりますが、これが現実です。
日本も占領時代に神奈川県下(記録によると占領後たった1ヶ月で2,900件)や沖縄県で多くの女性が悲しい目にあっています。だから、戦争は絶対に反対だけど、仕掛けてこられた時、その時は絶対に負けちゃいけないのです。自分の家族、恋人、友だちを守るためにも。