【山下智博】動画再生6億回以上、中国一愛されるキモい日本人
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取材者より、制作ウラ話です。
銀座の伊東屋で高校生くらいの 中国人の男の子とお母さんが万年筆を買うところを見かけたことがあります。お母さんは、赤いリボンのかけられた美しい包装の小箱を、なんとも言えず幸福そうな満たされた笑顔で受け取っていました 。
ハードウェアがある程度満たされた今、中国の人たちはデザインやエンタメ、アートなど、人生を豊かに彩るものへと関心を寄せている。そのことを東京の街角でも実感した瞬間でした。
この特集では、クリエイティブやエンタテイメント分野の才能豊かな日本人が、異なる価値観や習慣にもまれながら、中国という広大なフロンティアを切り拓こうとしているたった今の瞬間を、北京と上海で取材しました。
登場する５組の方たちは、どなたも共通して「問題解決意識」が明確です。
イノベーターズライフでインタビューしたネスレ日本・高岡浩三さんは、「潜在的な問題を解決することこそ、イノベーション」と説きます。
本稿に登場する方たちの間から、日中に関わるイノベーションが生まれる未来を予感しました。
2009年から5年近く北京に暮らしてみて、ニュースにならないところに中国人のリアルはあることを実感し、大陸に暮らす日本人による、その人だけが知る中国人との物語を集積してきました。よろしければ、こちらのストーリーもご覧ください。 www.billion-beats.comこちらの企画、初期に少々携わりました。最初にお話しを聞いたときに、「こんな日本人がいるんだ！」とびっくり。しかも、何かと日本のビジネスが難しいと言われる中国で、大人気の日本人コメディアン山下さんとプロデューサー鳥本さんというインパクトは強かったです。
著者の三宅玲子さんは、アエラの「現代の肖像」などで連載経験のある実力のあるライターさんです。1人の方の取材に数ヶ月、長いときは一年近くかけて取り組む取材力。
また、ネスレの高岡社長のイノベーターズライフも執筆して頂いています。下記はその予告編です。
https://newspicks.com/news/1719381
別途取り組みをされているビリオンビーツも面白いストーリーが沢山あります。日本人がこれだけ中国社会に深く入り込み、活躍していたんだと思わせる話が盛りだくさんです。
http://www.billion-beats.com本日より５日連続で、中国で活躍する日本人クリエイターのストーリーをお届けします！ 初回の今回は、中国でも知名度が高いジャニーズ山Pより人気があるという動画クリエイター兼演者の山下智博さんが登場。
かなりシュールな映像ですがその背景には、たとえば中国の強烈な学的社会を皮肉るなど、社会問題の解決という思いがありました。是非お読みください！
