【細野豪志✕真山仁】本当の”危機”に勝てるリーダー
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シン・ゴジラは2度見た。一度目はストーリーと人物像を追い、二度目はそれぞれのシーンを考察しながら。
何度も何度も3.11がフラッシュバックしてきた。時に汗が止まらなくなったが、それでも、今だから落ち着いて見られたんだと思う。
「担当部署は使えない」という表現はやや誤解を生むかも知れない。危機管理に関わる部署には、予め対応できる官僚を置くべきなのだが、実際に機能すると限らない。本当の危機の時は、必要な人材を抜擢すべきという意味。福島第一原発の6つの原子炉のうち、1号炉から5号炉までがアメリカの巨大メーカーGEの作った「マークワン」と呼ばれる有名な欠陥炉で、アメリカの政府機関NRC(核規制委員会)や、巨大メーカーのGEの技術者が1970年代~80年代から「緊急事態に水素爆発が起きやすい」という懸念を表明していた、という文献が残っています。
そんなわけで、サンフランシスコ大地震やロサンゼルス大地震が繰り返されてきた西海岸にはただの一基も置かれなくなった、と。置けるのは、地震がほとんど起きないと言われているワシントンDCやニューヨークのある東海岸やアメリカ大陸の中央部だけ、とか。
それを地震国の日本に売りつけた国や会社もどうかしてますが、そんな欠陥原子炉を買った日本や東電も信じられません。これを導入したのは自民党なので、民主党政権以前の問題ですが、本当に国家的な故意過失があったと言っていいと思います。
もしも福島第一原発の原子炉がすべて国産炉だったら、ここまで過酷な事故になっていない可能性が高い、と専門家が指摘しているのを聞くと、本当に腹立たしい限りです。昨日、観てみたが、シンゴジラのシンは、新、真、神もあるが、震、であり、元は近い。
フクシマであり、相模湾の直下地震、であり、北朝鮮であり、そういう驚異やリスク、の総てを象徴している。
小池百合子が、アドバイスをしており、あの防衛大臣は、それを意識していると思った。また、化学産業と車両は、日本が強い産業を象徴?
ちょっと官僚を美化しているように思った、残念ながら、官僚はそれほどもう全体を把握していないように思う。どんどん、グローバル化が進んでおり、それに対応していない。
問題にたいし、政治と官と国内、あと米だけで、解決しようとしているが、その発想がもはや古い。