アイデアは「思い付いた理由」に着目せよ
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濱口さんの思考法は、いつも参考にさせて頂いています!
すごく楽しみな連載。
濱口さんの方法論を簡単に整理すると、
①アイデアを出す→②アイデアの背景にある要素を出す→③その要素をもとに軸をつくる→④軸をもとにアイデアを構造化する(基本はマトリックス)→⑤アイデアの空白地帯を見つける→⑥空白地帯のアイデアが「議論を生む」「実現可能」「見たこと聞いたことがない」の3条件を満たしているかチェックする
上記のように解釈しています。
アイデアの空白地帯を見つけることより、アイデアを構造化する際に「軸」を見つけることが難しい。逆に、構造化ができれば空白地帯は見えてくる。これはトレーニングが必要なので、仕事中はひたすらマトリックスを描き、アイデアを構造化するようにしています。
今回の連載で、もう一度復習させて頂こうと思います!
(参考動画)
濱口さんのTEDは超オススメです。
・Think Wrong -- コンセプトクリエイションの手法
https://www.youtube.com/watch?v=nXXy_Ln3E9M
Break the bias: Hideshi Hamaguchi at TEDxPortland 2012(英語)
https://www.youtube.com/watch?v=6g2pMOYmyoQ
追記
プロピッカーの神田 昌典さんの著書、
「60分間・企業ダントツ化プロジェクト 顧客感情をベースにした戦略構築法」
にて紹介されている思考法もBreak the biasと似ているなと感じてます。
マトリックスを描き、要素をズラし、新しい戦略を導き出すシンプルな方法ですが、実務に応用しやすいのでオススメです!アイディアを分解し構造化、組み合わせで新たなアイディアを生み出す。「小さくてもラフで良い」計測器の例などとてもわかりやすい。しかし、議論の中に無数にある中からこの2つの軸を出してくるのがセンスだし、実際に左下を思いつき、実用用途を見つけるってのは誰でもできることではないですね
とはいえ、思考法として参考になりました空白地帯を見つけるための軸を上手く引けるかも、腕が問われますよね。
大学の研究は、シーズベースのことが多いので、軸のとり方によっては物凄いバイアスのかかった状態です。一方で、上手い軸を持ってこれれば、バイアスはそんなになく、自分たちのシーズが空白地帯とマッチするように事態を理解できるかもしれません。このあたりはセンスが問われそうです