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日本の自衛隊が「防衛出動」をするということが、法的にも政治的にも、いかに簡単ではないことなのか。ちなみに日本と中国が本当に交戦したら、勝てるのですか?という質問を、専門家などにもしてみました。「今だったら勝てるかもしれない。数年後はわからない」「装備の近代化の足並みが揃えば、最後は物量勝負になってしまうからね...」という、リアルな返答に、直視せざるをえない緊張感を感じました。
漫画「空母いぶき」がこの問題を考えるに興味深いです。自衛隊の最新鋭ヘリ空母にスキージャンプ型カタパルトを装備し、F35Bを配備するという非常に現実的なシミュレーションがなされています
君主論で有名なマキャベリの名言。「軍の指揮官にとって、最も重要な資質は何かと問われれば、想像力である、と答えよう」過去にもクライシスノベルで、先制攻撃が出来ない自衛隊活動への数々の制限、シビリアンコントロールの意思決定プロセスの不味さ等、様々な問題定義があった。自民党政権が安定しているうちに、先の石破さんの危機管理意識もふまえて「様々なタイプのゴジラが来た時の対処」に関してのシミュレーションと法整備が望まれる。最後にマキャベリの別の言葉「天国へ行くのにもっとも有効な方法は、地獄へ行く道を熟知することである」。
日中首脳会談、直後にこの回を持ってくるあたり後藤チームのセンスを感じます。
自分が記者をしている時に、まず、本文を書く前に見出しから考えていました。新聞社でしたが。点と点を結んで「仮説」を作る作業。それが結局、その連載や企画で一番伝えたいことにつながります。しかもキャッチーで時節を得たものでないといけない。その意味で今回の「日本はゴジラに勝てるのか」というタイトルは秀逸。内容も楽しませてもらいます。
正直、かなり厳しいでしょうね。本当に脅しを超えて侵略してきたら一度は奪われてしまうのでしょう。問題はそこから。
世論をうまく味方につけないといかな自衛隊といえど、犠牲が出るような逆襲作戦を世論がどのように支持してくれるのかに政府は頭を砕く事になりそう。
【政治】企画の性質上わざわざゴジラに言及しているのだろうけど、こうしたシミュレーションについてはゴジラと切り離して考えた方が様々な角度から検討できると思う。尖閣問題については領域防衛に属することであるから、個別的自衛権の範疇である。したがって、まずは現行法の範囲内で行える全ての事柄について自衛隊、海上保安庁、沖縄県警で訓練を重ねておくべきであろう。

現行法では対処が難しい事柄については、政府・防衛省、国会で速やかに法整備を図ることが重要である。もっとも法整備の完了がすなわち自衛隊の対応を可能とさせるわけではない。日本が法治国家であり、文民統制を採用している以上、自衛隊は法整備の完了をもって初めて関連の訓練を実施することが可能である。したがって、早期に「想定外の事態を減らす」ことを意図するのであれば速やかな立法作業が必要となる。

尖閣問題を議論する中で注意すべき点は、我が国が外交上「尖閣諸島は我が国固有の領土であり、日中間に領土問題は存在しない」という立場を貫いていることである。このため、明白に軍隊と認識できない限り、いわゆる「武装漁民」を排除するためには自衛隊を使用することはできず、警察権(海上保安庁、沖縄県警)を行使することにとどまる。明白な形で中国人民解放軍が出動してこなければ、自衛隊が国際法上あるいは国内法上「正当」に出動することはできない。

一方で、中国側も尖閣諸島を自国の領土と見なしていることから、表立って中国人民解放軍を使うことをしない。もしも自衛隊が出動するということになれば、中国にとっては自国の領土に侵入したとして一気に戦闘に発展することとなる。(中国側にとっての自衛権行使)。

尖閣問題を考える上で怖いのは、国際法や国内法を熟知していない人たちが「情緒」に基づき「さっさと自衛隊を出せ!」という強硬な意見を持ち、それが支配的な世論となることである。この問題を考える際には十分に国際法や国内法を意識しなければ、歯止めのかからない戦争に発展する可能性があるという点に留意する必要がある。
「総理、武器使用の承認をお願いします!」

映画のセリフではありませんが、実際の有事では、相当多くの判断と責任が首相に委ねられます。その一人の判断で、恐らくその後の事態の進展は大きく変わるのか、と。

特に、自衛隊は、やれないことが前提のなかで、「やってもいいこと」が列挙されたポジティブリストなので、映画のように、判断するのは、首相になってくる場面が多いのでしょう。

取材に同行して思いましが、現在の状態で、尖閣へ赴かないといけない、海保と警察の方は、純粋に「怖い」だろうな、と。何か実感を伴うものがありました。
ここをベースに、中国のミサイル・核戦略と潜水艦、空母の能力という変数を入れて考えると、よりリアリティが増し、より複雑で難しいことがわかる。
予想される動きとしては、人民解放軍に上陸を許しても、「武力を先に行使すると外交上不利になる」「憲法9条に抵触する」と言う意見が相次いで何もできず、そうした中で中国政府が世界に向けて尖閣諸島の実効支配を発信。

結局、何もできずに在日米軍司令官の判断を仰ぐこと以外に道はない、という状況になるんでしょう。
相手が武力行使に転じたら、勝てない状況に追い込まれる。国内コンセンサスを高めて早期の準備体制を敷く事も必要だが、武力行使に転じることができない状況を国際政治的、社会的に構築する努力も必要だ。
この連載について
興行収入が53億円を超え、大ヒット中の映画「シン・ゴジラ」。人気の理由には、ゴジラ映画としての完成度はもちろん、政権中枢を担う政治家や官僚の組織と人間模様を描いた徹底的なリアリティにもある。日本に「ゴジラ級」の災難が訪れたら、この国は本当に対応できるのか。北朝鮮に中国、原発、サイバーテロ、財政破綻……。ゴジラを日本が対峙する「危機」の象徴として捉え、日本の危機対応を徹底的に問う。