偉大な兄に挑む「孫泰蔵」式、進化したVCが社会に衝撃
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泰蔵さんの強みは、もちろん技術への理解なのだが、それ以上に営業にも強いということだ。東大在学中に、当時、恐れられるほどのモーレツな訪問販売の会社で営業経験を積んだ。ピンポン営業で、主婦に完全に無視され、怒鳴られる毎日。
地獄のような日々だったと、苦笑していた。
しかしーー、それがガンホーのときに、役立った。
インターネットカフェの店長に、無料プレイクーポン券を自ら配りに行くことから、営業をはじめた。
「いくらぐらい必要ですか?」と聞いて、店長「いやー、100万円ぐらいかな」といわれると、「では・・・どうぞ」といって、200万円分のクーポン券を置いてきたらしい。
資金があり、技術がわかり、さらに営業を指南できる。
こうした彼のグローバルと同時に泥臭いビジネス経験が、ビジョンをもった起業家と出会いはじめれば、その爆発力は半端じゃないと思う。
ガンホーは、単なるファースト・ステップだったということが、
よくわかる。先日、泰蔵さんに MISTLETOEの取り組みについて伺う機会をいただきました。近々お伝えできるかと。
社会を根本から変革するような時間のかかる研究開発型のシードに対し、他人から預かっているお金ではなく自分自身の手金を投じるというのは、非常に目的に沿っていると思いますし、それを実現できるスケールの大きさが凄いですね。
単に上っ面で「世界を変える」と言うだけでなく、本気で変えようとするのはどういうことかをひしひしと感じ、凄みを感じた次第です。