日本選手はなぜ謝るのか/為末大学 - 為末大学 - コラム・特集コラム
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素晴らしい記事だと思います。
私も、勝っても負けても、その瞬間に感じたことを、選手自身の率直な言葉で聞きたいと思います。
勝負の瞬間に訪れる感覚。
これは、多くの人が、ご自身なりに持っておられるのではないでしょうか。
世界一を競うような、極めて高度な勝負における感覚は、自身の持っている感覚と同じなのか、あるいは全く別の次元の感覚なのか。
知りたいことは多くありますが、謝罪ありきのコメントが、それを阻害しています。
ですので、謝罪がなくても、負けてヘラヘラしていても、挑戦者をたたえる環境へと変わっていってほしいです。
注目のコメント
謝ったほうが楽なのは確か。社会から反感も買わないだろうし、批判も喰らわない。
負けた要因を自分なりに現状分析して発言すると、言い訳だの人のせいにしてるだのって言われて叩かれるし批判される。だから、当たり障りのない答え方をする「模範解答」になってしまう。こう言っておけば大丈夫だろうてきな。
人のチャレンジ、意思を尊重し応援し認める社会になっていかないと、本当に日本の未来は危うい。
だから、私はチャレンジし続けるし、感じたこと考えたことを自分の言葉で発信する。為末さんの問題提起はアスリート出身だけにいつも面白い。挑戦を讃える文化は言わずもがなだが、一方で自分の感じた事を言葉でうまく表現できない選手がいるのも確か。そういうインタビューを聞くと残念に思う。また、インタビュアーの質問も紋切り型が多くトレーニングをしていない事がわかる。
だけどね、「謝らなくていい、よくやった」と言っている人に限って、負けても謝らない選手に対して批判するんだよ。それが日本人の抱える今の心の闇。選手たちは先輩を見て学習しているんだと思う。