【更新】ANAが乗客の荷物を詰め込まないまま出発 乗客には事後報告
BuzzFeed
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まず背景としてお盆前後はほとんどの便が満席で、ただでさえ機材繰りが玉突きに遅れてしまいがちという事情があります。当然ながら受託手荷物の数も増えているので、その仕分けが滞った現場の絶望感は想像するに余りあります。
航空会社には通常、機材繰りがつかない場合にどの便を欠航にするかなどを判断する立場の責任者がいますが、この情報に際して選択肢は主に二つとなります。
とにかく手荷物をどうにか仕分けて、遅れてでも出発させるか、機材繰りを優先し、都合のつく範囲で手荷物を入れるか、です。遅れて出発させると、夜の最終便が門限に間に合わず欠航になる可能性があります。かといって手荷物を積んでいないとやはりその後は大変です。どちらに転んでも地獄なのですが、どちらのほうがましか、という判断を迫られた、というところでしょう。その結果ですので、ある程度の批判は覚悟の上の措置ということになります。
ただ、国内線でしたら国際線と比較して手荷物は小さく運びやすいもので、程度にもよりますがベルトが故障しても1時間も遅れないものと思われます。ベルトそのものの復旧も比較的早期に行える場合が多いです。実際、トラブルの報告があるのは午前中の一部の便だけであることから考えても、ベルトは午前中には復旧していたのではないでしょうか。
それでしたら、遅れてでも運航、ということのほうがここまで騒がれることはなかったのかもしれません。単なる結果論ですが。