【田原総一朗×横山由依】カリスマ性なきリーダーだからできること
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注目のコメント
私は組織人事コンサルタントとして、AKB48は多くの方に組織や人事の知見を深めて頂くためのオブジェクトとして非常に有効だと考えています。
ヒトが商品そのものであるサービス業はヒトに対する施策、つまりは組織施策によって大きく成果に差が生まれますが、アイドル業はその究極形だと思います。
AKB48とSPEEDやモーニング娘。とのCDセールスの差は、まさにその組織施策によって生まれているとも捉えられます。人材採用、人材育成、組織編成、人員配置、人事制度…様々な角度からAKB48が他のアイドルグループと違う点、優れた点があります。
例えば、永続する組織には環境変化に適応するために必ず「新陳代謝」が必要ですが、AKB48には「新陳代謝」を促すシステムがあり、SPEEDにはそれがありませんでした。よって、SPEEDはメンバーの個別のプライベートな変化にとって消滅してしまったと捉えられます。
本記事における「一期生は東京ドームという目標があったが、今のメンバーにはそれがない」というのも組織人事の専門用語ではそれを「通過体験の格差」といい、拡大期のあらゆる企業が抱える課題ですね。このあたりの課題を総監督である横山さんやプロデューサーの秋元さんがどのように乗り越えられるのか、注目したいと思います。
※本記事の田原さんは、孫と話すお爺ちゃんのような優しさで、いつもの鋭い突っ込みはなりを潜めていらっしゃる感じはしました(笑)AKB48グループの二代目総監督・横山由依さんによる新連載がスタートしました。同グループきっての努力家として知られる横山さん。初代の高橋みなみさんとの比較に悩みながらも一歩一歩進んでいる姿が印象的です。
ご本人も「色んな方と話してみたい!」とのことで、様々なジャンルのプロピッカーとの対談を予定しています。
是非ご期待ください。
--追記--
「教えて!プロピッカー」のタイトル通り、横山さんがプロピッカーの専門とするテーマを学んでいく企画となっています。記事自体と逸れるが、最近読んで勉強になったSlideShare。なぜチームワークが重要なのか、チームサイズやコミュニケーションの有効性、リーダーシップなど、理論含めてかなり網羅的にカバーされている。
http://www.slideshare.net/takaumada/startup-teamwork