どうなる?アジアの企業に買収されたら
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注目のコメント
こちらの記事と合わせて読むとより有益と思います。
アジア資本による日本企業買収が増加 外資による投資を阻む5つの要素とは?
http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2016-07/24/content_38938345.htm
アジア企業による日本企業買収といえば、最近では何といっても鴻海によるシャープ買収が目立っていますが、製造業の他に観光業でもホテルなどを含めボチボチ見られるようになっていますね。
つまりは、アジア企業のグローバル展開が増えていくにつれてアジア企業の日本企業買収も増えていくのでしょう。
アジア企業は中国、インド、インドネシアを除けば国内市場が十分に大きくなく、資本の蓄積が進むとグローバル展開をしようとすることが多いです。最初に視野に入れるのは中国とASEANですが。
「「アジアは文化的に日本と近いから企業カルチャーもそれほど違わないだろう」という先入観にある。ところが実際は、「グローバル企業」といわれるようなアジアの大企業のカルチャーは、日本よりもむしろアングロサクソンのそれに近い」
↑これは見ていてよく思いますね。アメリカのMBAで学んできたことを素直にそのまま実行しているように見えます。
「また「学歴」がキャリア形成上重要な意味を持つのも日本とは違う点だ」
↑これも日本とはかなり違うところで、日本企業にそのまま持ち込まれたら戸惑う人が多いですよね。しかし、アジア企業による日本企業買収が進むと、日本社会の大学に対するの需要が変わって日本の大学教育まで変化を求められるかもしれません。充分ありえる話。
15年前、三洋電機がハイアールと提携した際、双方の担当者を取材したら、三洋は50代男性、ハイアールは30代女性が出てきた。年齢だけがすべてではありませんが、一定以上の年齢でないと、一定のポストにつけない日本企業と実力主義の中国企業の違いは鮮明でした。