カナダで医師による自殺ほう助が合法に “自殺ツアー”は許さないなど厳格な基準
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注目のコメント
医療の名のもとに行われる自殺ほう助。医師や看護師が命を絶つ役目を担うことから積極的安楽死と言えそうです。
Ishidaさんがコメントされているように「生きる苦しみ(の程度)は苦しんでいる本人にしか分からない」と思います。一方で、その苦しみの「質」がどれほど深く、不可逆的なものであるかは、そのとき本人にもわからなくなっていることも多いような気もします。
死生観は自分のものであって他人から押し付けられるものではない、ことは間違っていないと思います。しかし、成熟していない死生観で自己の(ひいては人間の)命の終わりを決断可能とすることもまた、間違った社会のすることだと思います。
選択肢がある社会とそうでない社会。どちらがいいかといえば選択肢があるに決まっている…とは簡単には言えないと思うのです。医師の手助けによる終末期患者に対する安楽死。
これまでタブー視されてきた。医療の高度化は延命を可能にした。機械と点滴をつなぎ、薬を入れ続ければ命は延ばせる。社会保険方式の医療保障をもつ日本こそ話し合わなければならない問題の1つ。絶対に解答の出ない問題。
自分や家内が患者の場合と考えれば、積極的安楽死に賛成します。
医療者側の立場では、法制度の整理が必要ですし、たとえ末期癌患者さんであっても、自ら手を下す覚悟は持てないでしょう。それは、「責任問題」とか「怖い」とかいうレベルの話ではなく、そこまで患者さんの人生を背負える立場にないと思っているから。
日本の現状では、緩和ケアで出来る限りのことをするという消極的選択肢しかありませんが、ほとんどの方は、この方法で、身体的には、さほど苦しまずに旅立たれるということは付記しておきます。