英国EU離脱で大荒れの世界市場:株・ポンド急落、円と金は急伸
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世界の株価は、金曜日に大暴落。ただ、合わせて為替も思いっきり変動。そこで、ドルベースに変換して、MSCIのHPで主な指数をとってきた(為替換算もやってくれるので)。下記がその結果で、金曜日、1週間、月初来、年初来、1年間(昨年6月24日から)のリターン。いずれも配当入っていないプライスリターン。
アメリカの強さが特に一年間では伺えるのと、金曜日だけでなく年間のリターンでは通貨の寄与が大きく、日本は特に金曜日に関してはドルベースだと実は相対的には結構まし。イギリスはFTSE見ていると結構まともに見えるが、為替(ポンド安)考えると一番落ちている。
MSCI World
-4.90%、-1.65%、-3.03%、-3.25%、-9.91%
MSCI UK
-10.83%、-2.75%、-7.62%、-9.10%、-22.80%
MSCI Europe exUK
-7.84%、-1.88%、-6.89%、-9.88%、-18.51%
MSCI Japan
-4.22%、-1,74%、-5.22%、-9.02%、-14.34%
MSCI USA
-3.61%、-1.66%、-2.81%、-0.52%、-4.06%ありがたい話ではまったくないですが、円がリスク回避のために買われて急伸しましたね。円高進行が長引くと輸出関連企業をはじめとして企業収益の見通しが悪化します。そうなれば相対的に堅調であった設備投資を控える動きとなるでしょうし、消費の停滞と合わせてデフレギャップがまた広がることになるでしょう。その一方で円の信認は盤石。こう考えると経済政策としてやるべきことが見えてくるように思います。
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