【SPEEDA総研】機能性表示食品の現状と課題
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注目のコメント
トクホと異なり一見してわかるマークはありませんが、機能性表示食品の商品を目にすることが多くなりました。
えんきんなど大ヒット商品から出る一方で、品質基準の問題などが生じています。
実は今回最も驚いたのは、カゴメのトマトジュースです。超ロングセラー商品が簡単に前年比300%超とは、広告による売上増という効果が非常によく出ました。
今後誇大広告という誘惑につい負けるメーカーも登場しないとはいえません。
消費者にとって機能の高い商品を手にすることができる新制度ですが、ちょっと冷静になって状況をみることも必要でしょう。とはいえ、カゴメトマトジュースで使用しているトマトが中国産と他記事で読んだことがあるため、今回のような制度で評価されても首を傾げてしまいます(><)
家族が自然食を選んでいたこともあって食べ物には機能性や薬品のような効能よりも、単純に安心安全なものを買うかも。
※ 調べたところカゴメトマトジュースプレミアムの場合のみ、国産トマト100%と明示されているようです。
http://sp.kagome.co.jp/company/news/2015/08/002364.html
「今回えんきんとともに報道されることが多いのがカゴメのトマトジュースである。発売自体は1933年にさかのぼる同社の看板商品の一つだが、「高リコピントマト使用」「血中コレステロールが気になる方に」という表記で1/25〜2/14の出荷量が前年比328%となった」本来の効果を感じるためには、たまに摂取する程度ではなく、日常的に取り入れていかなければならないのだろうと思いますが(実際に1日1本などと書いてありますし)、そのような意識を持って購入している人もまだ少ないのではないでしょうか。また、消費者側の目線だけだと、通常の商品よりやや高い価格帯も気になります。
各社の研究開発費の動きには少し注目してみたいと思いました。
佐野さん
あくまで食品の「効能」に関する表示なので、この制度と産地の問題は別かと思います。一方で、食の安心・安全は、おっしゃる通り購買の動機としてとても大きなものですよね。