【新】ノーベル賞経済学者クルーグマン、黒田日銀に物申す
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注目のコメント
クルーグマン氏へのインタビューとは楽しみな連載。
「私ならば、完全にデフレ脱却し、インフレ率が2%に達するまでは、消費税増税を選択肢から外す。成長にマイナスの影響を与えることは、一切してはいけない」
この発言は完全に同意です。潜在成長率が低いことから、日本は経済成長しないと言われることも少なくないですが、潜在成長率は固定化されたものではありませんし、少なからず他の先進諸国と同等の経済成長は可能であるはずです。経済成長はパイを大きくすることに他ならないですから、これを最優先しないで所得再分配をいくら頑張っても、十分な成果を得るのは難しいと思います。消費増税の前にやるべきことがあるように思います。
個人的には、成長にこだわることに、無理があると思っています。成長ではなく、国民の生活にこだわってほしいです。国民の生活にこだわることが、結果的に成長につながると思います。小手先の政策よりも、基礎を固めることが重要ですね。金融政策のみではたいした効果がない事が明らかになってしまったのではないでしょうか。
クルーグマンは黒田総裁の思想的な背景とされてきたけど、ノーベル賞学者はなんというのか。