訂正:中国の美的、独ロボット大手クーカに買収提案へ=関係筋
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これ、気になるニュース。KUKAは、世界のロボット大手の一角(ほかはファナック、安川、ABBだろう)。中国では人件費の高騰含めてFAやロボット化のニーズが上がっている。ロボット化を進めるだけでなく、ロボットの主要プレイヤーを買収提案するというのは、自社だけでなく中国市場での拡販も狙った動きと考えられる。ただ安全保障系の論点が、ロボットは出てくると思い、外交も絡んでくる案件となるかも。
なお2月に10%持分取得していたことを把握していなかった(不覚…)が、下記WSJの第一報見る限り完全買収提案ではない模様。なお、美的(Mieda)は中国の特に白物家電大手で、東芝の白物事業の売却相手。
https://newspicks.com/news/1558670すでに中国は産業ロボットの販売量で世界トップです。中国政府も、ロボットを戦略的新興産業、強国戦略に組み込んで十大重点領域の一つにしています。つい数年前までは日本のロボットメーカーと技術力で10年以上の差があった感じですが、ここ最近は減速機などのキーパーツも内製化に動いて急速に力を付けてきています。産業用だけでなくサービス分野での活用にとても積極的で、その意味でも美的の動きには注目。