新事業「iD」展開。大手カード会社は「村の掟を乱すなら潰す」

2016/5/11

フィンテックの先駆け

「おサイフケータイ」の浸透を目指すにあたり、ひとつのカギを握るのはコンビニでした。
やはり、文字通り「お財布感覚」で身近なコンビニで使えるかどうかは、ユーザーの利便性を大きく左右するポイントとなるはずです。
そこでコンビニ各社に対応を求めるために、僕たちはローソンやファミリーマートに300億円ずつの出資を行うことにしました。
出資条件は「おサイフケータイ」にきちんと対応することです。
これによりコンビニ業界の競争力も上がるでしょうから、彼らにとっても決して悪い取引ではありません。