【グリーンスクール設立者】子どもは大人が思うよりずっと賢い
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ワイゼン姉妹の話を読んで、思い浮かんだのが大槌町にある放課後学校「コラボスクール」での取り組み。高校生が復興へ向けて何ができるかを考え、実際に実現させる「マイプロジェクト」を展開している。
ある男子生徒は、津波の到達地点に木碑を建てるプロジェクトを実施した。石碑にしなかったのは、木が朽ちることで建て替えが必要であり、記憶を風化させないという理由がある。また別の女子生徒は失われた写真に代わるものとして、街の人たちの笑顔を撮影してフォトブックを贈り、新たな笑顔を届けるプロジェクトを立ち上げた。
彼らのアイデアは素晴らしいものだが、実現にはハードルがある。木碑を建てるにも多くの人との交渉が必要になるし、フォトブックを作って贈るにも資金が必要になる。こうしたハードルを超えていくには、まさに大義を持った大人との出会いが大きい。100人フォトプロジェクトを立ち上げた彼女は、安田菜津紀さんとの出会いから写真の魅力や力を知ったことがプロジェクトの原動力になっていたし、資金の集め方はクラウドファンディングを使ったことのあるスタッフが方法を伝えた。
子供はアイデアの宝庫であり、明確な目標があれば大人同様、困難を超えていく力もある。ただ、そのための視点や方法を支援してくれる伴走者となる大人がいるといい。それが大義を持って行動したことのある人であることは必要条件かもしれない。
参考:
3.11復興木碑プロジェクト
http://www.collabo-school.net/myproject/yoshida.html
100人フォトプロジェクト
http://www.collabo-school.net/myproject/kamaishi.html毎日、面白いですし、勉強になります。グリーンスクールの先生の採用だけでなく、社員の採用の仕方、子どもの育て方においても、どんな小さなことでもいいから「大義を持つ人、できれば大義を持って行動したことがある人、世界について知ろうとする意欲を持つ人」を見据えると、周りが変わっていくかもしれませんね。
いってみたい! この竹の建築物の素晴らしさ・・・去年久々にバリにいったときに知っていれば訪問したのに・・・バリ島は実は深刻なゴミ問題を抱えている島。観光客が楽しむビーチのすぐそばがゴミ捨て場になっていて、かなり海も汚染されています。