ベトナムの海で魚大量死 台湾塑膠工業建設中の製鉄所近く
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公害を経験している日本が途上国にできることはないか。
健康や漁業への影響が懸念される。
水俣病について
1965年熊本県水俣市で、手足の痺れ、呂律が回らないといった子どもが発生した。これがチッソ水俣工場の排水が原因の公害だと確認された。
日本とベトナムの漁業について
日本はエビ、サケマス、マグロをチリ、米国、ロシア、中国から輸入している(全体の約40%)。
日本は、ベトナムから1000億円以上の魚介類の輸入がある。ベトナムのGDPに占める漁業の割合は、5%程度。
参考:ベトナムの漁業
http://www.ide.go.jp/Japanese/Event/Sympo/pdf/130919_unido_04.pdf
注目のコメント
日本はベトナムからかなりの魚介類を輸入しています(「白身魚」という表示の魚フライは、実はベトナムのナマズや、ナイルパーチだったりする。知らず知らずにうちに、皆さん、ベトナム産のナマズやエビなど食べています)。
もちろん、日本に入ってくる魚は安全性が良くチェックされています。以前、ホーチミンシティ郊外にある現地大手食品加工会社を視察したことがありますが、日本の工場と同等の徹底チェックでした。日本のバイヤーもそこまで見てから決めるそうです。その工場はかなりのウエイトが日本への輸出。パッケージをみると日本食品メーカーの名前が書いてありました。
古館さんが指摘されていますが、日本の支援は、日本だからできること、そこへもっともっと注力すべきです。世間はどうしても大規模インフラなどの支援に目が行きますが、地道に環境対策などで活動している部分もあります。
個人的に凄いと思ったのは、カンボジアの水道公社への支援。プノンペンの水は水道水をそのまま飲んでも大丈夫です。世界でも珍しいことですし、カンボジアの一人あたりGDPは千ドルちょっと。
水系が豊かでありながらも、自ら公害を招き、それを修正してきた日本。独自の価値に基づいた援助外交ができるはず(すでにやっていますが、それをもっと見える形かつ規模を大きくできるはず、という意味で)。
追記:Shimizu Kenjiさん、リンクの記事はアップされたときに拝見しています。素直に感動しました。
追記2:北川さんのコメント、付加価値高い。報道に出てくるプレーヤーやファクターを一つ一つ調べることの重要性を改めて感じました。「魚やエビか、近代的な製鉄所か、ベトナムはどちらかを選ばなければならない」は哀しい言葉です…>_<… さあ、今こそ公害先進国(という表現も哀しいが)日本の出番です。