福島・汚染水:海洋放出が最も短期間で低コスト
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記事タイトルだけ読むと、とんでもない!と思うようなものですが、実はトリチウムは自然界に普遍的に存在するほか、過去の核実験で発生したトリチウムを地下水の年代測定に用いています。半減期も長くはなく、12.3年です。
トリチウム「だけ」を濃度や総量を限定して流す分には特別おかしなことではありません。冷静な議論が必要だと思います。たしかに海洋放出が合理的なのかもしれないけど、でもいくら説明したところで、日本だけではなく世界中のメディアからフルボッコにされるのは間違いない…。日本が蒙る悪評のコストを計算にいれたら、これが低コストとはいえなくなるのでは…。
真に合理的な行動とは、人に合理性を理解させようと報われない努力を続けるより、人間は結局はロジックではなく感情で動く生き物なんだという事実を織り込んだ上で最適な行動を取ることだとも思ったり。大きな前進ではあるが、あまりにも牛歩。
役所は、“システム改革”だの“全面自由化”だのいかにも華やかに見える話には、一部マスコミと結託して異常な熱気で強引に進める。
一方で、汚染水処理や処理済み水の海洋放出のような、国家権力が本来果たすべき役割については、非常に消極的。現実にそうなっている。
ゼロをプラスにするより、マイナスをゼロにする仕事こそ、役所にしかできない真の仕事。
役所仕事が華やかである必要はない。ろくなことにならないし、実際なっていない…