日本の伝統技術でアフガンの砂漠を緑に
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砂漠が10年足らずで緑豊かな土地に・・・初めは耳を疑いました。しかも日本で200年以上前に使われていた技術で。シリーズ「中東読解」、今回は現役の在アフガン日本大使の高橋博史氏にインタビューしました。
高橋氏は知る人ぞ知るアフガン専門家。アフガン情勢を聞くには最適の人物のひとりです。またその異色の経歴にも注目。
日本政府がなぜアフガンに支援するのか、日本人はなぜアフガンについて知らなければならないのか。今回の記事で考えるきっかけとして頂ければと思います。
今日と明日、二回連続で掲載します。
追記:ピック数は少ないながらも、読んでいただける方には伝わったようでなによりです。このインタビューは、高橋大使が東京に一時帰国したタイミングで実施しました。砂漠を10年たらずで緑化したのはこれは凄い!!
インタビューの人選も凄いですね・・・
さすが川端さん。
でもむしろ、川があるのに砂漠化してたことが異常だったのかもしれませんね・・・
砂漠の多くは川すらないですし。中村哲さんのペシャワール会の活動をすごく尊敬しています。
アフガンで殺害された伊藤さんもこのペシャワール会の活動で現地にいました。その後、中村さんは他の日本人は帰国させ自分1人残って水路を完成させたと聞きました。
ユーチューブでペシャワール会と調べたら活動が見れます。僕がすごいなと思うのは3つあります。
ひとつ目は現地の人の得意な事を活かしていること。蛇籠という日本の技術が使われたのは、現地の人が石を加工する習慣があったから、建設にもその後の修繕にも向いているという判断があったそうです。
ふたつ目は作った後の計画です。用水路の最下流に新しく集落を作っていました。その集落には用水路の建設に関わり技術的にも人間的にも信頼をおける人たちに住んでもらい、用水路のメンテナンスを担うことを期待しているそうです。
最後は中村さんはどうやらクリスチャンらしいということです。宗教の違いが対立をうむ理由にはならないことを体現されています。
行動全てが本質的に正しいことに向いているように思えます。僕が福岡生まれだから知る機会に恵まれたのかもしれませんが、もっと多くの人に知ってもらいたい活動です。