金属加工の現場の苦労を知ると、公差設計もきちっとしなきゃって思うよね
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注目のコメント
IT側の話題ばかりでなく、こういった話題ももっと盛り上がるといいな、と思っています。
ITやってる人間は、なんだかんだで、こういうモノヅクリストが大好きなんだよね。ワクワクしちゃう。
「現場には机上では得られない情報が詰まっています」モノヅクリストという言葉、とても素敵だ!本題に戻ると、公差設計、とても重要。昔同じ製品を作っている競合企業を取材した時に、負けている方の企業の方が言ってたことを、今でも覚えている。
「同じような材料を使って、また多くの部品は同じものを使っている。でも競合のほうが性能がいいし、歩留まりもいい。擦り合わせのノウハウが先方のほうが強く、うちでもやっているが、公差内にある部品でも、複数組み合わせる場合はもっと細かく見る必要がある。例えば公差内のAとA'という部品とBとB'の部品があれば、AはBとだったら良品となるが、B'とだと良品にならない。逆にA'はBでは良品とならないが、B'だとなる。部品の数がもっと多い中で、ここの組み合わせや最後の調整が、かなり大きい差になっていると思う」
といったことをおっしゃられていた。精密で部品点数が多いものほど、素材をどこから調達するか、調達から生産をする各ステップそれぞれでどういう検査と分類をするか、そういった現場の製造ノウハウがものすごく重要な世界。