【LINEツートップ（3）】LINEはモバイルフィンテックで勝てるか
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チャットでのサポートは、シンガポール、マレーシアあたりでは二年ぐらい前からずいぶん見かけます。最近はインドネシア、フィリピン、タイでも随分使われている印象です。メッセージアプリだとWhatsAppも利用されています。
日本ではあまり見かけないので、なぜ、こんなに便利なものを導入しないのかとても不思議に思っていました。一昨日はシンガポールの携帯電話事業者のチャットセンターを使いましたが、とてもスムーズでした。電話オペレーターよりも、文字でやりとりする分、しっかりと意図が通じやすい気がします。言った言わないの問題にもなりにくいのも利点です。
海外で普及して二年たったぐらいで日本で普及し始めるというのは、これまでの他分野のパターンと同じという点も興味深いです。
ASEANブームもThe Economist誌が特集した二年後に日本で話題になりました。グローバルな動き＋二年が日本でのスピード感ではないか、と最近つくづく思います。LINE Pay 未だに使ってる人を1人も見たことがない。説明を聞くとすごい便利なのは分かるけど、やはり自分を含めて「使い始めるキッカケ」みたいなのが日常生活の中で無い。LINE Pay カードも過渡的な解決手段としては有用かもしれないけど、それでもやはり明確な「使い始めるキッカケ」が無い限りは普及しない。Suicaは「電車に乗る前にチャージする」という必要性があるから使われているけど、LINE Pay を使う必要性はまだ見出せない。そこがやっぱり難しい所だよなあー。自分もLINE Payカード届いたけど使う気がなかなか起きないのが正直なところ。ここら辺をどう打開していくのか、とても気になります。
