【須藤憲司】250億円使って見えてきたグロースの本質
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注目のコメント
第7回目は、マネジメントとしてのグロースハックについて書きました
私が今事業として展開しているUIの改善とかA/Bテストという領域はグロースハックの中のごく一部だと思ってまして、もっと広い意味での事業成長のギアチェンジのためにどれだけの時間的、金銭的投資をしているか?という所がグロースハックの本質なんだと思ってるんです
ちなみに、一応種明かしをしちゃうと私がマーケティングで経験してきたことの全ては、マーケティングの神みたいな凄腕の先輩達に助けてもらって実現したことで、私1人ではまーったく何も出来なかっただろうという事も正直にここで告白しておきます
お金を使うってのは、本当に頭も使うしプレッシャーもあるから八田さんがいうように「湯水のように使いやがって」と突き上げられる事も沢山あるんです
それでも妥協せずに正しく使い切るって事は精神面も含めて激しいものがありますよね
当然失敗もするし、それでも挑戦すること、再度信頼してもらって挑戦させてもらうことの積み上げなので、スタッフ部門はこれにこたえきってナンボだと思って仕事してました
経営者もそういった意味では同じですよね
追記:風邪をひいてしまって、原稿の入稿が土壇場になってしまってNewspicksの上田さんにご迷惑おかけしましたm
この場を借りて、お詫び申し上げます企業の中でお金を使う事をミッションにできる人は少ないし、稼ぐ部門からは攻撃されやすい。
「俺たちが稼いだ金を湯水のように使いやがって!」と。
プレイスは本当に重要だと思うなあ。そして、日本人よりもアメリカ人の方が上手だと思う。
その原因はいつも思うけど、日本のマーケティングに販売促進、宣伝、のような訳をあてた明治の罪だと思う。当時日本人はマーケティングの概念を理解できなかった。
4Pの組織内分断を避けるためには小さな単位に権限を委譲するか、CMOのようにマーケティングオリエンテッドに絶大な権限を与えるか。どっちも難しいだろうなw「私が唯一誇れるとすれば、この使ってきた250億円以上のお金だと思っています。」
ビジネスにおいて「投資対効果の最大化」は常に最も大切なイシューの一つになります。そもそも「株式会社」が資金を調達して、利益を配当するために作る組織形態です。
その意味ではお金を使う経験というのはビジネスリーダーにとって非常に貴重だと思います。投資対効果に対するアンテナやセンスが磨かれますから。