ベルギー ブリュッセルで連続爆発 13人死亡か
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ブリュッセルの中心部で朝のラッシュアワーに人の集まる空港の出発ロビーと地下鉄で同時多発的に爆発が起きたようです。自爆したようです。テロと見て間違いないでしょう。CNNの映像を観ていますが、かなりの爆発の規模です。銃撃もあった模様です。
ベルギー政府はブリュッセル市民に自宅から出ないように呼び掛けています。EUの中心部が完全に機能不全になりました。テロリストは今は欧州(EU)が一番の急所だということを心得てそうですね。ブリュッセルは欧州大陸有数の金融センターです。
全ての元凶はアメリカの共和党だということを考えると、昨今のトランプ旋風は本当に笑えません。
【どうでもよい追記】
斎藤陽さんが「ブリュッセル」でなく「ブラッセル」と表記されてますが、適切ですね。英語での発音をより端的にカタカナ表記すると「ブラソー」という感じ。「ブリュッセル」と言っても通じません。何人かの方が書かれていますが、ベルギーがテロの温床と言われています。この理由は池上 彰さんが解説されてましたが、2006年のベルギー国営放送のフェイク放映で「ベルギーが南北に分断されます」と言ったことをきっかけに本当に南北問題が表面化してきてしまいました。
元々北部はオランダ系のフランドル人、南部はワロン人で、北の方が経済力が強く、南はお祭り好きで、食べるのも好き、人生は楽しむもんだ的な人たちが多いので、当然経済力は弱い。国内での激しい内乱は起こっていませんが、かなりフラストレーションが溜まっている状態で、北部の独立の動きすらあります。
ー原文ー
なぜEUの本部がベルギーのブリュッセルに置かれたかと言えば、「ベルギー語」というものがないからです。フラマン語とフランス語、ドイツ語が公用語になって一つの国を構成しています。一つの国でいくつもの言語があるのは、これこそEUの縮図のようなところだ、ということで。