あれから1年「大塚家具」騒動の教訓
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注目のコメント
久美子さんは大学できちんと経営を体系的に学んだ方です。天才的な創業者は天才だけでいいけれど、その後を次いで長期的に発展させていく経営者のスキルは、学校で体系的に学ぶ意味があります。
しばしば、メディアは「学歴」という言い方で単なる「看板」のような扱いをしますが、そうではありません。経営者は、経営の勉強をちゃんとやりましょう。この件が騒がれている時にはどちらかというと、久美子社長を擁護する側でコメントを書いていましたが、NPを連携させているFacebookでつながっている方で、外資金融出身で普段は「会社は株主のものだ」「数字を出せない経営者は首だ」と言ってはばからない方が、「でも、娘としてあればいかんよ」という書き込みを頂き、すごく印象に残ったと同時に問題の難しさを感じました。ちなみにその方も遅くにできた一人娘を溺愛されている方。理と情。そんなに簡単に割り切れるものではないですね
父社長の気持ちとしては
今まで仲間と創り上げたビジネスモデルや
その過程で深い関係を築いてきた
業界の人たちを
「はい!ビジネスなんで、
必要のないものは切って、捨てて
新しくやりましょう!」
とはならない。
記者や読者は自分に関係ないから
他人事として正論が言えるだけの話。
こういう当事者の人間的な側面を含む話を
コーポレートガバナンスで否定するのは簡単。
物事の一面だけで評価して
他を無視する話だから。
この手の話は、議論の是非と並行して
自己否定や、仲間の切り捨てを含んだ話を
当事者に納得させることも
同じくらい重要だと思う。