コラム:マイナス金利の代替策はあるか=河野龍太郎氏
Reuters Japan
68Picks
コメント
注目のコメント
良記事ですね。
現在の金融政策が限界に差し掛かっていて、日銀のB/S拡大による財政政策、ヘリコプターマネーに足をルナ踏み入れていることを端的に指摘している。構造改革は当然やるべきで否定しませんが、これは長期的に生産性向上のためにするもので、当面の需要不足を補うためには財政金融政策以外にすべきことはありません。時間軸を考慮せずに放言することのほうが弊害が大きいと思いますけどね。
「QQEの下では、起点となる短期金利がゼロないしスモールプラスであったため、日銀が長期国債の購入を大幅に増やして初めて、長期金利を低下させることができた。しかし、マイナス金利政策では、起点の短期金利がマイナスの領域に入っているため、国債の大量の買い増しがなくても、イールドカーブを下方にシフトさせることができる」
「政策金利がゼロ制約に達し、金融政策の限界が強く意識されている」
それを打ち破るのがマイナス金利です。