エリート学生は“海外脱出”へ。行き詰まるフランス型教育・就活
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20年前ぼくがパリでスパイをしていたころ、フランス政府の事務次官は30代でした(最近、日本は60代)。もちろんENA出身。
印象深かったのは、そうしたグランゼコール出身者は、高貴な雰囲気であってもエリート臭はなく、「ものすごくよく働く」ということ。この仕事ぶりの伝統が長いエリート主義を支えているんだなと。
パリ五月革命の大学改革も、グランゼコールより下のパリ大学などに向けられたものでした。盤石の体制だったわけです。
それがグローバル化の中で大きく変貌をとげるのか。興味あるところです。自分も出来れば、日本から脱出してメキシコで働きたい気持ちもありますが、ネックになっていることがあります。
1.日系現地法人に入社する場合、基本的に現地の人と待遇が同じなので不満
2.将来のビジョンがまだ見えていない自分がいきなり海外に出て働く事で起こりうる、何十年後かの未来に不安
3.インターンシップをした経験から、基本的にup or outの世界で、専門的なスキルがない自分が通用するのかどうか
以上の点で海外でいきなり働くことに不安を感じてしまう「凡人」学生です。