「日本の地図」人海戦術で築いたゼンリン、自動運転で直面する試練
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ゼンリンは調査員を全国で約1000人抱え、文字通り足で細かいデータを蓄積、更新しているとの事。ただ今後求められる3次元の地図情報の取得は測定車さえあれば誰でも作れる時代に。このインタビューを読んでもゼンリンが海外メーカーに対してどのような優位性があるのかはっきり分からなかった。ちなみにヒアが自動車メーカーに買収された事などもあり、ゼンリンの株価も上がっているとの事。業績はもっと下がっているかと思いきや、売上高は500億円〜550億円の間で一定、日本地図の優位性をまだ維持している模様、ただ、利益率はジリジリ下がって来ていますね。
なんかとても既視感のある議論。日本は〜で特殊なマーケットだから海外勢の参入は難しいと言っている内に、規模と技術の先進性で逆転不可能な差をつけられて、一気にひっくり返される。地図も同じことにならないようにしてほしい。
兄が7年くらい前に調査員の派遣をやっていたが、1日中外を歩き回るので真っ黒に日焼けしていた。テクノロジーに代替される仕事の最たるものですね。調査員は直接雇用が必要になる期日の前にいっせいに契約を打ち切られていた。この記事には20年のキャリアの方が登場するが、派遣法よりも前に雇用された方ですね。
ゼンリン地図は今の所、日本では必要不可欠な存在です。縮小する国内市場を守る以上の挑戦ができるかどうか。