若者層対策こそ、「テレビの未来」にとって最重要テーマだ
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注目のコメント
『過去は多くの人がテレビを見てくれた、だから成功の時代だった。翻って今は、テレビ離れが深刻で危機だ。だから何とかしないといけない』
NPでこの「テレビの次」特集をしてくれていることで、ふと思ったのが上記のことで、
「そもそもテレビを昔みたいに人気者しないといけない、という発想自体が間違いなのではないか?」
ということです。昔が異常で、今が本当の実力値。昔は他に選択肢がなかったので、身近にあったテレビがただ無意識的に選ばれていただけで、昔からインターネットがあれば、昔も実はそこまで流行らなかったのでは?と。
そうすると、テレビの攻め方・展開方法も変わってくるかもしれませんね。広告産業として考えると、若年層へのリーチはテレビでは充分ではない、という見方はずいぶん広がった。
代理店と広告主は理解して手を打てていると思うが、肝心の放送局はターゲットを高齢者に設定するのか、全世代をターゲットにするのか。まだ迷っているように感じる。明るい可能性について前向きな議論をするのは大変に良いことだと思いますが、悪しき業界慣習(下請け会社のマナーの悪さ、芸能プロダクションや大手代理店との密着構造などetc.)のようなところに内部から改善提案を持ち込んで切り込まないようではまだまだ、テレビの未来は遠いのかなという印象です。
先日の某有名男性アイドルグループの「公開処刑」とまで言われた引退騒ぎの茶番劇番組は多くの思慮深い大人が「子供に見せたく無いコンテンツ」であったとフェイスブックなどの実名SNSで公言しています。
同じく、デザイン業界で言えば「コンペの審査員と受賞者が同一」問題など、自動車業界で言えば…などきりがありませんが、News Picsさんの特集でも「クライアントサービス」&「大手メディアへの迎合」っぽくならない鋭い切り口を期待したいです。