【三菱商事採用責任者】インタ—ン参加の3割以上が女性。地方大にも注目

2016/3/2
前回の電通にひきつづき、今回は三菱商事採用チームリーダーに聞いた。

商社最大のインターンシップ

──インターンシップが始まっていますが、その内容について教えてください。
下村 簡単に言うと、総合商社の機能を理解したうえで、その未来像を描いてもらおうというプログラムです。参加者には三菱商事の社員になったつもりで、2030年の三菱商事の姿を提言してもらいます。
なぜ2030年かというと、参加者が30代半ばになる時期だからです。30代半ばといえば、経験値も十分だし、裁量も相当大きくなる頃で、ビジネスパーソンとして一番脂がのってくるときですからね。そんな時期に、まさに自分が実現したいと思える仕事を、思い切り描いてもらいたかったのです。
また、総合商社はそもそも未来志向ですから、これからの世の中の動きを見据えて、どういうビジネスを手がけるか考えること自体、商社業務の一端を経験しているとも言えると思います。
──基本は、グループワークですね。