直前予想。2016年アカデミー賞を大真面目に占ってみた
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注目のコメント
大真面目に前哨戦と業界を調べたら、結果、予想以上につまらない予想になってしまいました(笑)。
「スターウォーズ」「ジュラシックワールド」といったメガヒット作品は主要部門に取り上げられることもなく、一般観客の興味と、業界の興味が乖離しているのも事実。その傾向は近年さらに強まっているように感じられます。そんな中で、「レヴェナント」はその両方を兼ね備えた作品としてオスカーレースの最終コーナーで飛び出してきた印象です。デカプリオが悲願のオスカー受賞か?!と注目が集まっています。
こんなパロディゲームが作られ、バズってしまうぐらいに。
Leo's Red Carpet Rampage
http://redcarpetrampage.com/
試しにプレイしてみたら「オデッセイ」のマット・デイモンに出し抜かれました……。確かにこうなるだろうなー。長編アニメは、インサイド・ヘッドでなかったらびっくりする。賞を意識して作られた作品であろうということがよくわかる作りになっていたし。
こういった賞と、世間の関心ってやっぱりずれるものなんだと思う。プロがプロであるために、一般の人とは違うのだ!と魅せたい、という思いもあるんだろうと思うから。玄人しかいない業界はばかばかしいけれど、玄人、というか、屋や少数意見のモノの見方を一般に吐き出す場があって、かつ、一般に人気なものもあってっていうのは良い環境だともいえると思う。その業界に深みがあることのあかしともいえると思うので。
そう思うと、先般のエンブレムデザイン騒動や、オペラのお客様(日本では少数)と批評家の関係など、この考え方で考えるといろいろ面白そう。