中国版LINE?それともFacebook?「WeChat」徹底解説 — The First Penguin
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微信(WeChat)は便利とか、日本のLINEのようなものとかという紹介では語りつくせないほど中国人の生活の一部になっています。最近ではみんな名刺交換などはせず微信でさっと友人になります。またレストランの支払い、割り勘も微信でします。タクシーもこれで支払うので値段やお釣りのトラブルもなく、何より乗り降りが効率化されました。銀行振り込みは手数料取られるので、振込も今は手数料無料の微信を使います。「当局にデータを吸い上げられ監視されている(だからFacebook、TwitterやLINEを使わせない)」という中国ならではの事情も、普通の中国人は全く気にしません。
LINEをほとんど使わずWeChatを使っている私の非常に偏った見方ですが、LINEはWeChatとほぼ同じ機能を持っているにも関わらず、チャット機能(しかも文字のみ)以外はほとんど使われていないのではないか、という印象を持っています。
タイムライン機能はFacebook、TV電話機能はSkype (?)、タクシー呼び出しはUber、LINE Payは現金主義の日本人にはなじまず、音声メッセージ機能、位置共有機能、もあまり使われず、LINE Newsは経済情報が少なく娯楽情報が多いため10代を中心とした若者には多く活用されているものの、30代以降向けには?がつくためNewsPicksなどニュース専用アプリが活用されている。
LINEはたくさんの機能を有しているものの十分に活用されておらず、また専用アプリからのスイッチを促すだけのメリットを提供できていないものと考えます。
一方、中国は様々な規制のためにグローバルで利用されているようなアプリが使用できなくなっており、その結果WeChatのようなジャイアントが誕生しました。
中国におけるWeChatはまさに「プラットフォーム」です
(1つに集約したほうが、中国政府としては管理・監視しやすいでしょう)。WeChat Paymentはホント便利です。ちなみにこの春からALLSAINTS社 (英) およびRUCOLINE社 (伊) と組んで、オムニ対応型の店舗WMS (在庫管理システム) をローンチしますが、それに合わせてWeChat Paymentの代理店サービスも開始します。ご興味ある方はお問い合わせ下さい!!!
http://www.locondo.co.jp