自己肯定感を育てる教育とは? 『ほめると子どもはダメになる』
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うちの小学生の息子が都内の少年野球チームに入っているんですけどね。最近の少年野球は指導方針がアメ派とムチ派に二極化してるそうです。
息子のチームは完全にアメ派。
良いプレーは全力で褒めるが、ミスを野次ることは厳禁。これは選手もコーチ(選手の父親)も御法度。
練習中にミスをしたら罰ゲームはあるけど、決して懲罰的なものではなく、ちゃんと練習を兼ねたもの(素振りとか)。
あとこれは基本ですけど、大きな声での挨拶とか迅速な整列ができていないとちゃんと叱る。
で、この少年野球チームなんですが、かなり強いんです。都内では有数の強豪チームで、全国大会でも良いところまでいく(プロ野球選手の息子がわざわざ遠くから通ってます)。
褒めるのが良いかどうかという話から少し離れますが、このチームが強い秘訣は、基礎練習だけやるのでなく、キャッチボールができてルールさえ理解できれば、小学2年とか3年生くらいからガンガン練習試合するんです。
相手チームがいればどこまでも行って、年間150試合とかこなす。
それから、どんどん飛び級させる。3年生チームの試合に1年生が出ることもある。
このチームは発足から40年経っていて、ずっと同じ人が指導してるんですけど、その方曰く、勝つという成功体験を得ることが1番大事。そのための最短ルートは実践の積み重ねなんだそうです。
【追記】
未来さん。確かにFacebook的なコメントを多発している自分に気がつきました…。子ども語りネタは「おっさんホイホイ」!引っかかったよ!小学生の娘の〇〇と娘の友達との会話を聞いてしまった。「〇〇ちゃん歌うまいね。歌手になったら?」「ならない。歌なんて世の中にはうまい人は山ほどいるし、歌を仕事にしてもお金にならないけど、歌はうまいと仕事には役立つんだって」それ私の言葉だ。(^^;; 自己肯定感を育てる教育は難しい。
この本、とっても良い本なんだけど、タイトルが嫌い。大嫌い。本を読まずに「ほめると子どもはダメになる」というタイトルだけが一人歩きしてしまうと、「そうか!褒めない方がいいのか!」という間違った認識が広がってしまう。
大事なことはシンプルに一つで「子どもをきちんと観察しなさい」ということ。むやみやたらに褒められても、子どもはちっとも嬉しくないですが、適切に努力し、成長したら(できないことができるようになる)褒める、人の道から外れたことをしたら本気で叱る。
「ほめると子どもはダメになる」というタイトルに引っ張られずに、ぜひ本を読んでみて欲しいです。
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