【須藤憲司】スタートアップを経営してみて、気づかされたこと
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注目のコメント
NewsPicksで連載という新しい実験をはじめました
全10回というチャレンジに震えが止まりません。。
皆さんのコメントやフィードバックを糧にやっていきたいと思いますので何卒よろしくお願い致しますm
追記
皆様コメントありがとうございます!
なんか、面白くなってきましたー
1人でワクワクしております
盛り上がって一気に来週の原稿書いちゃいました
個別にコメントをお返しするのはなんですが、村松さんご紹介のベストアンドブライテスト読んだことなかったんで早速買いましたー
ありがとうございます!意思決定を突き詰めると、自分が後悔を残さない選択をすること、より極端に言うと無責任に聞こえるかもしれませんが、「自分はどうしたいのか」で決めるしかないと、私は思います。
解くべき問いを可能な限り論理的に考え抜き、考えられ得るオプションを並べたところで、前提条件が少しずれただけで結果は大きく異なりますし、人によってその選択が持つ意味合いは異なります。関わる人誰もを幸せにすることはできません。
また、他のオプションを選んだ時の結果など、後から検証しようがないわけですから、「あの時、こうしていれば」というコメントもほぼ意味を持ちません。パラレルワールドではもっとひどい事態が起きていたかもしれません。
そう思うと、誰よりも解くべき問いについて考え抜いている当事者が、「こうしたいのだ」と信念を持てる決定をするしかないのだと思います。
外から見て、たとえそれが「殿ご乱心」に見えたとしても、また不名誉な選択であったとしても、その意思決定がない状態から少しでも前進すると考えるのであれば、それはやるべきことなのだと思います。
誰かに褒められるために経営しているのではなく、確たる信念を持っているのであれば。須藤さんには創業直後から出資させて頂き、意思決定の数々を拝見してきましたのでこの連載は大変興味深いです。
特に「経営のオープンソース」という着想は大変面白い。
さて投資、経営両面に関与し続ける立場で意思決定について私が思うのは、
・決めるのが社長の最大の仕事
・長期目標、重視すべき価値観が明確化されていると、答えはほぼ出る。正解はないといわれる事が多いですがそんな事はない。
・そしてその長期目標、重視すべき価値観をセットするのは創業者の仕事
・一度決めると、景色がバンと変わり、その次の要決定事項がまた現れる その繰り返しで前進
・決めない事が一番悪い
・決定出来ない会社で、成長したためしがない
・組織メカニズム的に決められない状態に陥る事もある その場合、投資も失敗となる
あたりでしょうか。
本としてこのテーマで面白いと思った2冊挙げると、「不恰好経営」「ベストアンドブライテスト」ですかね。
前者はP203あたりの、コンサルと経営者の意思決定方法の違い、あたりが両極を比較しており、面白いと思います。
後者は読むのに100時間はかかりますが、後世からは説明のつかない泥沼の敗戦に踏み込んでいく超大国米国の組織論が、渾身の取材と描写で描ききられており失神する程の迫力です。これも意思決定メカニズムを解明した名著かと。