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コメント
注目のコメント
八田さんのコメントがズバリですね。
卒論時代の教授の印象に残っている言葉で「クズデータからはクズしか生まれない」というのがあります。アルゴリズムも大事ですが、その入り口として何を計測するのかはそれ以上に大事です。本質を捉えていない計測データでは、その後いくらこねくり回してもいい結果は出てこないです。突き詰めてみると、どこにセンサーを取り付けるのか、に尽きる、。
その先にアルゴリズムがあり、アウトプットがある。
「追記」
マーケティングで、レコメンドエンジンやマーケティングオートメーションの機能をディスカッションする際に結局何のデータをどのようにとるとユーザーが反応するかをやってみての実体験からです。
ユーザーの気持ちになって考えると、何を出してくれると買いたくなるのか?というのは、どのアクションがトリガーになるのか。そのトリガーはどこに設置するのか、と議論が深まっていきます。
センサーデータをどこにつけるのかってことですね。またまた頭が整理されますね。データの重要性は全くその通りだと思います。違う観点から補足すると「FA対OA」と「中小企業の躍進」でしょうか。
SAPとシーメンスはIndustrie4.0を共に推進していますが、競争関係にもあります。「アルゴリズム」の一つとして工場にはPLCがあります。FAの世界だと、PLCは専用機で、専用のソフトで動いています。OAの世界だとPLCの機能はソフトウェア化され、汎用のPC(IPC)で動きます。構図としてはSAPが攻めで、シーメンスは守りでしょうか。
もう一つ。今のFAはネットワーク規格等が開示されているとはいえ、実態は独自規格による囲い込みになっています。そして、FAメーカーは中小企業ユーザーで高い利益率をあげています。工場のスマート化の中で、オープン化やレファレンスデザインの普及が進むと、中小企業でより安く、柔軟に生産機能を持つことが可能になるかもしれません。
これら二つの流れでのキープレーヤーとしては、シーメンスやGEだけでなく、Beckhoffや台湾のIPCメーカー、中国の新興FAメーカーも要チェックです。
ちなみに、技術の検討では「独」「米」という括りかと思いますが、例えばSAPはIndustrie4.0と同じくらい活発にIICでも活動しています。グローバル企業なので当たり前かもしれませんが、「国」という単位はあまり関係ないようです。
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