セブン―イレブン、平均日販がついに70万円乗せへ
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注目のコメント
コンビニ業界関連の記事が多いな。永遠プレッシャーだワン。
これほとんど報道されてませんが、昨年10月からセブンイレブンは書籍/雑誌の取り寄せ販売の計上方法を見直していて、従来の手数料ベースから販売価格ベースに変更してます。
これに伴い、加盟店側にもオムニチャネル戦略を後押しする経済的なインセンティブが組み込まれてます。
最初は平均日販のテクニカルな押し上げ効果(おそらく+1〜2%)にとどまりますが、セブンイレブンで受け取る前提でのオンライン販売戦略は今後ストレートに平均日販を底上げしていくことになります。
【追記】
70万円/日の売上があれば、オーナーさんの手元には1日当たりの粗利益が9〜10万円残ります。
ここからパート/アルバイトに支払う人件費が4〜5万円。売れ残り商品の廃棄コストが2万円/日くらい。水道光熱費はセブンイレブンの場合はほとんど本部負担。家賃やコーヒーマシン等のリース料も全額が本部負担。
すると、ざっくり2〜3万円/日の利益が出ます。年収にして700〜1,000万円です。コンビニオーナーは厳しい仕事ですが、必ずしもブラックではありません。
【追記②】
えらくlikeを頂いたので、何人かの方のコメントにある疑問にお答えします(まれにゃんが抜けた穴を埋めて盛り上げるでー)。
「無双セブンでこんなもんかい」という件ですが、1店舗目がうまくいけば、2号店、3号店と増やしていくことが可能。
むしろ、最近は2号店以降から徴収するロイヤリティを減額する複数店奨励制度さえ導入されてます。セブンのオーナーさんの5〜6人に1人は複数店経営者です。
また、個人事業主なので、サラリーマンに比べたらもろもろ経費で落として節税も可能。
古参のオーナーさんに至ってはセブンイレブンの持株制度によるキャピタルゲインも億単位。小売業でその程度の日販で業界一位ということは万引きとか食材ロス、アルバイト店員の不正を考えるとはっきりいってコンビニオーナーなんて絶対やっちゃダメな仕事って分かりますよねえ。
出店を繰り返しシェア拡大で売上を上げるより、店舗あたりの客単価や利益率を上げることは、すご〜く難しくて、すご〜く重要。
単独の収益力さえあれば近くにライバル店があっても、相手が赤字の時に自店は0、相手が0の時に自店は黒字になるので、時間が経てば相手が居なくなり結果シェアも拡大する。
難しいけど、出来たらボロもうけ〜!(*^o^*)