【野﨑浩成】日銀はなぜ「マイナス金利政策」の導入を決めたのか
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注目のコメント
いつもながら拙い解説ながら、ご参考にしていただけると幸いです。
今回の決定は必ずしも素晴らしい政策とは言い難いのですが、こうした政策を通じて金融のリテラシーも上がっていくような効果もあると思います。「現在貸出が伸びないのは供給サイドに原因があるわけではなく、需要サイドに問題があるのです」という指摘に尽きるように思います。なんだか銀行に対して「晴れの日に傘を貸せ」と言っているよう。
どれだけ金利が低かろうと需要がなけれは借りないものは借りないし、需要があればどれだけ高かろうと喜んで借りるでしょう。
本件は日銀の金利政策ですが、政治の側はより長期スパンで国家百年の計を講じるべきだと思いますし、我々も目先の景気の浮沈よりも30年経った時にその時々の政策が後世においてどんな意味を持つのかという視点から評価する視点を持ちたいものだと思います。昨日、日銀のマイナス金利政策が大きな話題となりましたが、NewsPicks編集部は野崎プロに緊急寄稿を依頼しました。
・マイナス金利とはそもそも何か?
・なぜ、このタイミングなのか?
・われわれの預金への影響は?
・銀行業界への影響は?
・景気への影響は?
などなど、ものすごくわかりやすいです。
野崎さん、迅速なご寄稿、本当にありがとうございました。
【追記】今回は入門編ということでお願いしましたが、ピッカーのみなさまからの反応次第で野崎さんに今度は応用編を依頼することも考えています。