【中川政七商店(2)】廃業寸前の工芸メーカーを次々に再生した手腕と秘訣
2016/01/29, NewsPicks編集部
戦略ストーリーの達人たち 中川政七商店編 Vol.2
【中川政七商店(2)】廃業寸前の工芸メーカーを次々に再生した手腕と秘訣
2016/1/29
成功する企業には「優れた戦略」がある。優れた戦略の条件は「そこに思わず人に話したくなるようなストーリーがあるかどうか」と説く楠木建・一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授。本連載では、「戦略ストーリーの達人」たる経営者との対話を通じて「稼ぐ力」の中身を解明する。今回から4回シリーズでお届けするのは、「中川政七商店」「遊 中川」「日本市」という3業態の工芸品店を全国45カ所に出店する一方で、消滅寸前の工芸メーカーを次々と再生させた実績を持つ中川政七商店社長の中川淳氏だ。
7人を超えると中規模の業態
楠木:前回、工芸メーカーに対するコンサルを始める経緯までお聞きしました。コンサル先となる工芸メーカーは、職人集団の工房のような会社ですが、平均して何人規模くらいなのですか。
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コメント
注目のコメント
面白いです!
価値観が多様化している時代だからこそ、端から大量生産を狙わず、工芸メーカーがやれる範囲内のことに絞って、使えるチャネルを使っていく…。工芸メーカー再生エコシステムがうまく出来上がっていますね。そのエコシステムをつくることが、工芸メーカー再生コンサルとしての手腕なんですね。【戦略ストーリーの達人たち 中川政七商店編 Vol.2】奈良の小さな会社が表参道ヒルズに店を出すまでに成長、そして、日本の工芸を元気にするため、中川さんはコンサルティング事業を始めます…
「メーカーさんを買い取って、中国の工場でつくることも不可能ではありません。でも、私はそれはやりません。海外の工場で造ってしまうと、もはや工芸の手造りの価値が失われてしまいます」
その手法とは?
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