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インドに進出して4年になる。正直、最初の3年はインドはあと半世紀は停滞が続くだろうとのんびり構えていたがその印象が変わったのが昨年。まさにモディがリーダーになってからだ。3年間でわずか100メートルしか工事が進まなかった高速道路が一気に区間開通したり、建設仕掛けの家やマンションの工事が一気に再開し次々とロンチされたり。国のリーダーの仕事最初の仕事は心理作りがとにかく大事だと思った。制度では絶対に動かせない岩をも、心理の力で軽く動かせることをこの目で確認したよ、2015年インドにて。
編集を担当した川端です。インド経済通の近藤先生に寄稿を依頼しました。コンパクトに2015年のレビューと2016年の重要な点をまとめて頂きました。日本では意外と、インド経済の専門家は限られているなか、貴重な専門家です。ぜひ、お読みください。
経済は堅調のなか、モディ政権が内政をどこまでしっかり固め、政策を着実に実行するか。2016年はその真価が問われそうです。
日本との関係も、政府れべる、スズキやソフトバンクの投資と加速的に関係が緊密化しそうです。
インドネシアのジョコ政権もそうですが、1年も経たないうちに政権の評価がされてしまう傾向があります。インドやインドネシアのように巨大で多様性のある国は、1年は地ならし、2〜3年は待たないと成果を評価しにくいように思います。元々、州政府の力が強く、民主主義が浸透していることから、良くも悪くも政権の一存では政策を決めきれない傾向がある。モディ政権では、得意の外交をテコに対内直接投資を取り込みつつ、国内経済、政治を何処まで動かせるか?
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