ブラジルのATM市場。勝負のカギは「爆破による盗難」対策
2015/12/22, NewsPicks編集部
ブラジル訪問記 第2回
ブラジルのATM市場。勝負のカギは「爆破による盗難」対策
2015/12/22
今年、マイナス成長が確実なブラジル。今、自動車や電機、飛行機などの産業はどんな状態にあるのか。アナリスト集団ロンジンの持丸強志アナリストと、和泉美治アナリストがブラジルを訪問取材した。その取材記の第二弾はATMの現状。アナリスト目線から、ブラジルのATM市場を斬る
読者に伝えたい3つのポイント
・ブラジルのATM市場の特異性は、犯罪率の高さ。これも偽札を使うといった知能犯ではなく、ダイナマイトを使用した爆破による盗難という粗暴な犯罪が日常的に行われている。
newspicks.com
プレミアム会員限定の記事です
今すぐ無料トライアルで続きを読もう。
オリジナル記事 7,500本以上が読み放題
オリジナル動画 350本以上が見放題
The Wall Street Journal 日本版が読み放題
JobPicks すべての職業経験談が読み放題
コメント
注目のコメント
ローカライゼーションとはよく言うが、あまりに常識が違いすぎる…そして西田さんのコメントにもあるWincor Nixdorfの対策も、たしかに爆破することの意味を無効化するという点で有効かも(ちなみにDieboldによる買収が決定している、下記参照)。
OKIは還流式を武器に中国ATM市場で大きく成長。欧米のは引き出す(キャッシュディスペンサー)だけで、なぜ中国でそんなに還流式の導入が進んでいるのか昔聞いたら、農民が出稼ぎでやってきて送金するためではないかという答えを聞いて妙に納得した。ブラジルであれば、キャッシュディスペンサーだと資金供給しないといけないので、資金を運搬する際の犯罪リスクとか考えると、還流式は良い?
https://newspicks.com/user/100438/昨日のキリンの減損もブラジル経済の急激な悪化が要因でした。厳しいことは事実ですが、是非、乗り越えて欲しいと願っています。
余談ですが、物騒なことばかり書きましたが、なにもなければ、サンパウロもリオもとても快適な都市です。円高、レアル安もお財布にはありがたかったです。旅行、出張をご検討の方は是非!