Xiaomi最新スマホはコスト削減アイデアの宝庫だった
日経テクノロジーオンライン
90Picks
コメント
注目のコメント
面白い分解分析記事。ひたすらに液晶パネルとカメラモジュールだけは高画素なものを選択し、残りの部品実装やモジュール化、筐体に関しては思い切り簡素にしてある、と。目立つ顔と目だけは高機能、というのは面白い割り切り。こういった低価格製品をコスト考えながら設計からきちんと作れるというのはこれはこれである意味、高い設計能力だよなあ。
設計してるのもまた深センのデザインハウスなんだろうけども。Xiaomiは「日本のメーカーができない割り切り」ができていて、そこは思い切りがいいと思います。
確かに今度はXiaomiのコピーで廉価市場も苦しいですが、これだけの販売実績があることは、一つの品質。
日本のMVNOもどこか1社引っ張ってくると面白いのに、とは思います。
これだけ安ければ、壊れた時のダメージも小さいですし、1年単位での買い替えスパンなどいろいろ考えられます。
とはいえ、Xiaomiには訴訟問題など、解決していただきたい事案も多くありますが。。(^_^;)部品を見ると採用されてるSAW、村田製作所、TDK、太陽誘電が多いが、TDK採用品は全て買収した旧EPCOS製品。TDKは一時期BAW(bulk acoustic wave filter)に力入れていたが、EPCOSのSAW技術が強かった事から、買収後そちらに戦力集中したのが功を奏している。村田もSAW関係ではモジュールメーカーを買収している。電子部品メーカーというと長期で独自技術を開発するのが強み、という印象があるかもしれない。そういう側面もあるが、それを事業として開花させる為には協業が不可欠に成って来ているのも事実。