未上場でも資金調達は可能? 優良企業が株式市場を捨てる日
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上場は市場に対する「身売り」です。経営の自由度の観点からは、上場せずとも事足りるのであれば、やらない方がいいケースの方が多いのではないでしょうか。
資金の調達にしたってIPO時こそいいものの、その後になると現実的には一体いつやりゃいいんだと思うものです。
馬鹿げた話ではありますが、上場するということがどういう意味を持つのか、創業者が学ぶ機会を設けた方がいいでしょう。
昔、上場した経営者に上場した理由を尋ねた際、「なんとなくするもんかと思って」と答えられた時は卒倒しそうになりました。見栄でするもんじゃないよ。
調達した資本を利益と同様に捉えていたり、オーママからチーママになることの意味を理解していないということが、ままありるように見受けられます。非上場企業のCFOを8年やっていましたが、心底、非上場で良かったと思ったことが何回かありました。今でも経営コンサルとして財務的なアドバイスを求められると、何が何でも上場しなければならない強い理由がない限り、上場は止めた方が良いとアドバイスしています。証券会社の口車に乗せられて、「上場できるから」などという短絡的な理由で上場することは、絶対に避けるようにと。
上場を積極的に経営に活かすことができるのは、ソフトバンク、ユニクロ、日本電産などの、強力な創業オーナーがいる場合だけで、正にこの記事に書いてある通りだと思います。
「一番魅力的なやり方は、第3の道を取ること、つまり上場企業でありながら、未上場企業のように振る舞うことかもしれない。株式市場で最も人気の高い銘柄は、未上場企業のような経営スタイルを貫いている場合が少なくない。」