米国鉄鋼業の現状と展望(下)/現地レポート/電炉と高炉で明暗/ニューコア・フェリオラCEO「効率経営追求が強みに」/USスチール・ロンギCEO「体質強化進め黒字化へ」
2015/10/26, 日刊鉄鋼新聞
米国の粗鋼生産のうち、電炉が約6割を占め、高炉は約4割。電炉メーカーは黒字で、高炉メーカーは赤字と明暗が分かれている。その理由は幾つかありそうだ。米国は電気代が安いことに加え、鉄スクラップが安値で推移していることが電炉に有利。高炉は、レガシーコストに代表される管理コストが重いが、電炉は〝小さな本社〟で運営するなど、1人当たりの管理費用が安いことが大きな差になっている。労働組合の有無も、高炉と電炉の違いの一つだ。
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