[5日 ロイター] - 米フェイスブック<FB.O>は仏ユーテルサット・コミュニケーションズ<ETL.PA>と組み、サハラ砂漠以南(サブサハラ)のアフリカでインターネットへのアクセスを可能とするために衛星を打ち上げると発表した。

5日の発表文によると、衛星「AMOS─6」は製造中で、2016年に打ち上げられる。アフリカの西部、東部、南部の大部分をカバーできるという。

フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は「辺境および従来の接続インフラの中で暮らす人々をつなぐことはしばしば困難を伴い非効率だ。そのためにわれわれは新技術に投資する必要がある」と説明した。

今回の衛星は、フェイスブックがインターネット環境を幅広い地域にもたらすことを目指して設立した団体「Internet.org」のプラットホームの一部となる。