「この国のかたち」を考える。憲法、飛鳥時代、水産資源
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注目のコメント
今回のBook Picksは私が担当しました。日本という国をどう考えるか。もちろん、3冊では足りませんが、最近、読んだ本が日本という国のあり方、成り立ち、食文化のこれからを考えさせるような内容でした。新書、少女マンガ、魚屋さん執筆の本と、これまでのBook Picksとは異色の本を選んでみました。肩肘を張らずによめる割には、学びがあり、深く考えるきっかけを与えてくれた本です。
秋刀魚の季節ですね。魚屋さんの「あなホケ」によれば、価格が一番下がるころが一番美味しいそうです。
「天上の虹」は日本のマンガ文化の奥深さを改めて感じました。歴史事典やウイキペディアも参照しながら読むと、かなり勉強になります。里中さんのマンガは、ほんと、オススメです。
専門のASEAN・アジア関連の書籍を期待された方もいらっしゃるかもしれません。こちらにについては、今後、ASEANカントリーレポートや各種の記事、コメントで紹介していく予定です。
(追記1)吉田さん、「天上の虹」では大友皇子について、結構な分量で描かれています。里中氏はどこかの巻のあと書きで、歴史学者が書けないことを漫画家は描くことが出来ると言っています。ぜひ、ご一読下さい。
(追記2)水産管理について本格的に知りたい方は、勝川俊雄先生の本「漁業と日本の問題」などを読み進めると良いと思います。憲法について学説や主要判例を学ぶには、故芦部信喜先生の本を高橋和之先生が改訂した「憲法第六版」が基本書でしょう。私が外務専門職試験の時に使ったのは改訂版か新版で時の流れを感じます。ボロボロになるまで読み、判例集の内容を大判の付箋で書き込み、自分なりのバイブルにしたことは、今では良い思い出です。芦部先生とは異なる視点の京都系の佐藤幸治先生「日本国憲法論」などはかなり本格的に取り組む必要があると思います。なお、Book Picksは概ね3ヶ月以内に出版された「新刊本」を紹介するコーナーです(今回挙げた本は半年程度前の出版ですが)。
(追記3)「天上の虹第23巻」品切れになっているようです。アマゾンの価格は、定価よりも高騰してしまっているのでご注意下さい。楽天ブックスだと3〜7日で取り寄せになってますね。図書館に漫画喫茶ですか…
マンガを買ってください。もちろんコミックレンタルでもいいです。
DMMもコミックレンタルやってるんですね〜
http://www.dmm.com/rental/comic/
TSUTAYAのリンク貼ろうとしてたら見つけてしまった。憲法や歴史にも興味あるがホッケを読んでみようかな。天上の虹も読んだことはないが飛鳥・奈良時代は国の成り立ちが確立しつつある時代でその基礎は日本書紀や古事記である。日本書紀から入ると天智天皇や天武天皇、大友皇子など持統天皇へと続くのです。