企業組織は完成してはいけない──「成功の復讐」を避けるために
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注目のコメント
今回も本文中のエピソードや具体例が頭にスッと入るとともに、説得力のある文章となっています。実は5000字を超えているのですが、まったく長さを感じさせないない構成と展開だなと思います。
(編集を担当していますが、その辺は全く変えていません。仕事してないじゃないかと言われそうですが。)常に変化し続けること。変化をしながら勢いを持っている組織は、苦しいときも強い印象がある。あとは、『数々の不都合を解決するのは、事業の好転であり、業績の回復にほかなりません』というのは、そうなんだよなぁと思う。組織も事業以上に重要だったりするのは事実だが、事業で結果が出ないことには、結局どうにもならず、組織は目的ではなく手段でしかない。
厳しい時こそ、言い訳ではなくコトに向かいたい。内容は当然のこと、文章の構成や言葉などもバランス良く書かれているからでしょうか、相変わらずスッと入ってくる連載です。
『真に組織の永続的な発展を目指すうえで、業績の回復と同等、あるいはそれ以上に重要なのは、組織の風土や体質を根本的に改善することなのではないでしょうか。』
これはT芝の件で自分がコメントしていたこと(制度などの仕組みよりもカルチャーの育成が一番重要https://newspicks.com/news/1066539)と重なる。また昨日、今日と掲載されたAmazonの労働環境・企業文化にかかる記事にも通じるものがある。(https://newspicks.com/news/1146491)
「成功の復讐が待っている」とは言い得て妙。多くの日本企業がその復讐を受けたのではないでしょうか。それを防ぐために「しれっと変わり続けることが当たり前の基本動作として植え付けられている状態こそ、目指すべき姿」には心底、同意です。本当に難しいことだと思うのですが、トップがその意識をもって無理やりにでも変化を促していけば、それも可能なのではないかと思います(下っ端は疲れますが(苦笑))。