日本で前例のなかった大型破産のM&Aを引き受ける
NewsPicks編集部
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戦後最大の破産クラウン案件は、私を変えました。毎日色々なことがあり、いちいち報告している時間もない。結果の責任は全部自分に来る、そういう仕事でした。一緒に頑張ってくれた仲間と、自由に任せてくれた上司の方々に感謝です。
【第11話】すごい話にもオチをつける佐山さん、関西系です。「私は一瞬考えましたが、『わかりました。やります』答えました。なぜ一瞬考えたかというと、破産のM&Aは日本で前例がなく、かつ戦後最大の破産なので、できるかどうかわからないからです。つい最近、気がついたのですが、私にこの案件を引き受ける権限はありませんでした。私の上に上司が二人おられましたから」。
「どうしていいかわからないときには相談しないといけませんが、自分が一番その仕事を真剣に考えていて、自分が一番正しい解を得る自信がある場合は…」
今回はここが印象に残りました。
私は学生から相談を受ける立場なのですが、自分が学生のときの感覚から、手を動かして研究している人の直感の方が正しい判断ができることが多いと思っています。もちろん、明らかな考え違いをしている場合も多く、そのときには軌道修正しますが、いけるかどうか微妙なときには、いろんな可能性を検討しながら、最終的には実作業している学生の判断に任せるようにしています。
分野は違いますが、そういうことなのかなと理解しました。